みなさん
「直観」と「直感」の違いをご存じですか?
私はこの記事を書くまで知りませんでした。
「ちょっかん」=「直感」だけだと思っていました。
なぜこんなことを疑問に思ったか。
Points of You®のワークショップの中で
「人生において大切にしていること」を表すカードを選ぶ際
「直観」というカードを選択しました。
その時、私の頭の中では
「ちょっかん」は「直感」であって、すなわち「第六感」であり、
「なんとなく」とか「ふっと頭に浮かんだもの」の意味で使っていました。
カードにはちゃんと「直観」と書いてあったんですけどね。
直観と直感の違いを調べてみると
直観(ちょっかん、英語: Intuition)とは
知識の持ち主が熟知している知の領域で持つ、推論、類推など論理操作を差し挾まない直接的かつ即時的な認識の形式である。
直観は本能とは異なっていて、本能は必ずしも経験的な要素を必要としない。直観的な基礎による見解を持つ人間は、その見解に至った理由を即座に完全には説明できないかもしれない。しかしながら、人間は時間をかければ、その直観が有効である理由をより組織化して説明するべく論理の繋がりを構築することで、直観を合理的に説明できることもある。直観を前提として具体的な問題を正しく説明したり解決に導くためには多くの経験と知識、理解が必要でもある。
直感とは感覚的に物事を感じとることで、勘(で答える)のような日常会話での用語を指す。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B4%E8%A6%B3
また西洋哲学においては「直観」と「直感」は区別されていて
直感は、感覚的に物事を瞬時に感じとることであり、「勘で答える」のような日常会話での用語を指す。他方で、直観は五感的感覚も科学的推理も用いず直接に対象やその本質を捉える認識能力を指し、認識論上の用語として用いられる。第六感という表現は、ほぼ後者を指す。
とあります。
西洋哲学的には、いわゆる第六感は「直観」らしいです。
これは意外でした。
私なりにまとめてみると
「直感」は感覚的に物事を感じ取ることで論理的に説明ができない
例えば、それが何か知らなくても、危険なものを怖がる感覚でしょうか。
そして「直観」は、これまでの経験や知識をもとにして瞬時に浮かぶ
「ひらめき」のことで、浮かんだその時には理由が説明できなくても
後から考えると、ちゃんとこうだからこう、という説明ができるもの
ということだそうです。
私の「理由はないけどなんとなくいやだ」は
たくさんの経験の積み重ねのおかげで浮かんだもので
信頼に値するものなんだ!と思いました。
みなさんも、ふっと浮かんだことを
「いやいやいやいや、それは無理でしょ」
とすぐに打ち消してしまう前に
その浮かんだことを受け入れてみることを試してみてください。
もしかすると、これまでとは違う変化が起こるかもしれません。
そう思うと、ちょっぴりワクワクしてきませんか?
ちなみにgoogle翻訳では「直観」も「直感」も同じIntuitionでした。